この本の中に、生活習慣病の改善に日本酒が効く!?という章があります。
内容が面白いので少しご紹介します。
日本酒にはアミノ酸がたくさん含まれています。人間には体で作ることができない必須アミノ酸である、リジン、トリプトファン、ロイシン、イソロイシン、運動の時に必要なエネルギーの源であるアルギニン、免疫機能の維持などに必要なグルタミン酸などがバランスよく含まれているようです。
んー、聞き慣れていない人にはちょっと難しい単語が並びますね。
要するに体に良いものが入っていると言うことです
そして、日本酒の中に活性ペプチドと言う、アミノ酸が2つ以上結合したペプチドがありす。
んー、つまり、”身体にすごく良いもの!”ということです。
余談ですが、糖尿病は膵臓から作られるインスリンの不足によって血糖値が上がることでなってしまいます。糖質制限しないといけなくなりますね。
日本酒は糖質が多いと考えられていますので、良くないと思われていたそうです。
しかし、糖尿病だから日本酒を避けると言う考え方は過去のものになりつつあるようです。活性ペプチドは、糖尿病患者のインスリンの感受性を改善し、高血圧や動脈硬化といった心疾患のリスクを軽減させる効果があるからですね。
もちろん、適量を守って飲むことが大前提ですよ!
本の中には、日本アルコール健康医学協会でも適量は一日1〜2合としていると書かれています。
話は戻りますが、アミノ酸は、生活習慣病全般に効果ができるようです。
いろんな良いものが含まれているため、抗酸化作用、悪玉コレステロールの除去、虚血性心疾患の予防が期待されるようです。
飲み過ぎは良くないけども適量を飲んでいることで健康作用もあるのですね。
「酒は百薬の長」という言葉があるぐらいですから。深いなぁ〜。。。