パプリカこころの訪問看護ステーション

はじまりは愛着から

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人を信じ、自分を信じる子供に

親子の関係が子供の発達成長にどれぐらい重要なのでしょうか?

実はかなり重要です。

子供の心は、本来はとても純粋です。

しかし、何らかの理由で様々な問題を起こしたり、不安を抱えて大きくなっていく子がいます。

親の関わり方が、子供にどのような影響及ぼすか?

この本は、そのことについてとても考えさせられる1冊です。

子供の行動には意味があり、子供自身も必死なのです。

勉強ができて、集中することができて、素直な子供、、、これらは本当に良いことなのか?

立派に育っていくことができるのか?

実際のところは分かりません。

社会生活での賢さ、要領、自分の意見を貫く強さ、、、どこで身につくのでしょうか?

遊んでいますか?友達、先生、先輩・後輩、集団、役割・・・etc

人として自立していくための大切なことに気付かされる一冊だと感じました

パプリカさんは、著者の故・佐々木正美Dr.が遺された数々の著書はどれも具体的で身近に感じる内容が多いように感じます。真剣に向き合ってこられたであろう想いが伝わってきます。