今回は神奈川県LD協会から出版されている
「愛着障害とは何か 親と子の心のつながりから考える」
の本をご紹介したいと思います。
全部で110ページほどの量であり、愛着と言う概念や愛着の発達、愛着障害の障害特性、問題行動が起こる原因についての考え方、心の発達への影響などがわかりやすく書かれています。
愛着障害は発達障害とは異なり、生まれてから親との関わりによって、何らかの理由により生活に支障をきたす障害です。
例えば、適切な感情を抱くことができなかったり、人との関係性を適切に作れなかったり、人格的な未成熟な大人に成長してしまうなど。
この本は起こりうる出来事について、傾向や原因、考え方についても触れられています。また、それらの問題に関わる方々にもより深く理解するきっかけになるのではないかと思われます。
ご興味のある方はぜひ一読してみてはいかがでしょうか。
親は子供にとって大きな影響を及ぼします。親の関わり方はとても重要であり、子供の良いところも悪いところも全て受け止めることは大切なことです。また、親自身にもさまざまな問題や悩みがあるかと思います
子供のことを考え悩まれている方は、一人で抱え込まずにご相談くださいね