パプリカこころの訪問看護ステーション

子供の敏感さに困ったら読む本②

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HSC → Highly Sensitive Child (ハイリー・センシティブ・チルド)

感覚が過敏と言うのは、人との関係に影響を及ぼしてきます。

例えば、相手の感情に共感しすぎることなどです。人のことによく気づく、より深く相手の立場に立って物事を考える。これらは良いことの反面、気を遣いすぎるということでもあります。その結果、とても疲れを感じやすく、他人の影響を受けやすいともいえると思います。

つまりHSCの子は人一倍敏感であり、とても共感性が高い子供であるということです。

他人の影響受けると言う事は、自分自身が揺れやすく、それは自分自身が育たないと言う事でもあります。

自分自身が育たなければ、自信が持てず常に不安感を持って生活することになります。これらは、自分と自分の外との境界線をしっかりと分ける事が出来ない苦しさがあるからだと思います。

不安感が強いと、身体的や精神的に不調をきたすことにもなり生活に大きな影響を及ぼすこととなります。頭痛、腹痛、寝れない、食欲不振、、、etc

HSCの子が悩んでいるときは、ありのままで良いと本人らしさを肯定してあげることが大事なのかなと思いました。

また、大人はその子が過ごしやすい環境を作ってあげるなど、安心できる場所を提供してあげてください。