パプリカこころの訪問看護ステーション

第2章 コミニケーション&人間関係でつまずく9つの例

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コミニケーションで悩む方は世の中には多いかと思います。

私たち訪問看護でも、コミュニケーションの悩みを相談されることがあります。

しかし人との関係性を作るためにはコミニケーション能力は欠かせません。

人は誰かとつながることで安心する生き物ですから。

人との関係性を作ることがとても重要だと言う事は皆さんご承知の通りだと思います。

しかし、目の前のやるべきことや、話をしたいことなどに気を取られる事はありませんか?

つまり本題に入る前に相手の様子を伺うことができず自分本位になってしまうようなことです。

例えば、相手からいろいろなお話を聞きたいのにもかかわらず、自分がずっと喋ってしまう、質問攻めになってしまうなど。

この本の中では、発達障害の方はミラーニューロンの働きが弱く、相手の気持ちを理解することができない特徴があると書かれています。そのため、どうして相手が起こっているのか悲しんでいるのか等を察することができないと。

ミラーニューロンとは、見たものを自分の感覚に取り入れるような効果を持つ神経細胞のことです。

ここで大事なのは自分がたくさん喋ってしまうことに気づくことです。いろんなことをしゃべりたくなってしまうのでしょう。

まず人の話を聞き、その話の内容から正しい知識と情報を展開する力を持てればいろんな話題に対応できる人となります。

そしてそれができるようになると相手の話を丁寧に聞いて返せる、聞き上手と言う形になります