料理の硬水と軟水の使い分け
硬水と軟水の違いとは、簡単にいえば
カルシウムとマグネシウムの含まれる量が多いか少ないかです。
多いのが硬水、少ないのが軟水です
日本でのそれらの量の分け方は
軟水0〜100mg/L
中硬水101〜300mg/L
硬水301〜mg/L
WHO(世界保健機構)では
軟水60未満mg/L
中硬水60〜120mg/L
硬水120〜180mg/L
超硬水180以上mg/L
と、なっています
では、どの料理にはどの水を?
おおざっぱにいえば
肉料理には硬水
野菜料理は軟水
が、良いそうです
硬水にはカルシウムが軟水より含まれているため、肉を硬くする成分とカルシウムがくっついて流れ出て行くため、
肉が柔らかくなり美味しくなるそうです
軟水は硬水ほどではないため、口当たりが柔らかい料理に合うそうです。
例えば、お米をふっくら炊きたいなら軟水、お茶を淹れる時はまろみを出すために軟水、といった感じです
水の力は様々ですね^_^
さて、全7回の”水について”はいかがでしたか?それではまた。