パプリカこころの訪問看護ステーション

水について⑦

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料理の硬水と軟水の使い分け

硬水と軟水の違いとは、簡単にいえば

カルシウムとマグネシウムの含まれる量が多いか少ないかです。

多いのが硬水、少ないのが軟水です

日本でのそれらの量の分け方は

軟水0〜100mg/L

中硬水101〜300mg/L

硬水301〜mg/L

WHO(世界保健機構)では

軟水60未満mg/L

中硬水60〜120mg/L

硬水120〜180mg/L

超硬水180以上mg/L

と、なっています

では、どの料理にはどの水を?

おおざっぱにいえば

肉料理には硬水

野菜料理は軟水

が、良いそうです

硬水にはカルシウムが軟水より含まれているため、肉を硬くする成分とカルシウムがくっついて流れ出て行くため、

肉が柔らかくなり美味しくなるそうです

軟水は硬水ほどではないため、口当たりが柔らかい料理に合うそうです。

例えば、お米をふっくら炊きたいなら軟水、お茶を淹れる時はまろみを出すために軟水、といった感じです

水の力は様々ですね^_^

さて、全7回の”水について”はいかがでしたか?それではまた。